よりよい睡眠を取り戻すために(食生活編①)
今回と次回で私がリワークプログラムで学んだよい睡眠のための食生活についてご紹介したいと思います。
私も、クリニックに通う前は睡眠の質が悪く、途中に何度も目が覚めたり朝起きてもあまり寝た気がしませんでした。
あまり特別なことはないかもしれません。
そして、この対処だけですべてが変わるわけではありません。
しかし、ちょっとしたことで睡眠の質や、寝付きやすさはずいぶん変わる可能性は十分にあるかと思いますので、ぜひ少しでもよいので試してみてください。
目次
カフェイン、ニコチン、アルコールは控える
いきなりベタなところから入りました・・・
コーヒー、紅茶、タバコにお酒は好きな方が多いと思いますのであげてみました。
カフェイン、ニコチン
まず、カフェイン、ニコチンについては、脳を覚醒させます。
したがって寝る前に摂取することで脳が興奮してしまい、眠りにくくなる可能性があります。
もちろん、普通に眠れる体質の方もおられると思いますが、眠りの質自体は悪くなっている(眠りが浅くなる)可能性は十分に考えられます。
ちなみにカフェインは体質によって、覚醒効果がなくなるまで2時間~長い人は6時間程度かかります。
15時くらいからは飲まない方が無難かもしれませんね。
ちなみに私もコーヒーが大好きですが、デカフェのコーヒーを飲むようにしています。
アルコール
寝酒については寝つきは良くなるかもしれませんが、眠りの質を悪くします。
日本人は寝酒する人が外国に比べて多い、とクリニックで習い、意外だったのを覚えています。(詳しいデータは忘れましたが・・・)
ビールがほしい!と思われる方は炭酸水を飲むとそれなりにスッキリできますよ。
水分をたっぷりと摂る
人間の体は汗や呼吸、皮膚、便尿などで水分を消費し、体格にもよりますが、その量は一日1500ml~程度と言われています。
つまり、それ以上水分を取らなければ水分が足りない状態になります。
水分が不足した状態だと、自律神経である交感神経が優位になり、体が緊張状態になりやすくなるため、眠りにくくなる可能性があります。
かといって、夜にたくさん水分を摂ることは、夜中にトイレに起きやすくなりますので、昼間にしっかりと水分を取りましょう。
食物繊維をしっかり摂る(野菜を食べる)
人間の体には眠るための仕組みがあります。
眠るためには眠るためのホルモンである、メラトニンを作る必要があります。
これはまた別のホルモンであるセロトニンを原料にして作られるのですが、このセロトニンのほとんどはアミノ酸のトリプトファンを原料にして腸内で作られます。
つまり、腸内環境が整っていなければ良い睡眠は得にくい可能性がある、ということです。
腸内には無数の細菌は生息していて、そのエサとなるのが食物繊維です。
というわけで、食物繊維がたくさん含まれる野菜やイモ類などを積極的にとることをお勧めします。
ちなみに、お勧めの野菜の取り方は野菜スープやみそ汁です。
サラダだとかさが増えて量が取りづらいので、スーパーで適当に買ってきた野菜を鍋にぶちこんでいます。
切って入れるだけなので、意外と楽ですよ。
以上、よりよい睡眠を取り戻すために(食生活編①)でした。
次回に続きますのでよろしくお願いします。
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